こんばんはバツイチだけどハッピーなサトさんです。
ツイッターでは幸せに感じたことを高頻度でつぶやいている。
自分は幸せのハードルがめちゃんこ低い。
日常のどうでも良いような事も幸せに感じられるし割とプラス思考。
しかし・・・
今までずっと悩みも苦労もなかったのかというと全く違う。
社畜生活で精神を崩し、私生活では離婚という苦難が待ち受けていた。
しかし、その苦難を経験する事で見えない幸せが見せるようになり世界が変わった。
そして自分がなぜその苦難を乗り越え楽になったのかというお話。
何も考えていなかった学生時代
学生時代は自分の事も見えていなくて将来の進路さえ考えていなかった。
大学行き始めた頃は大学ではなく朝から毎日悪友?とボウリングとビリヤード通い。
留年しかけた結果、真面目に大学へ通うようになった。
たまたま入ったゼミの教授がめちゃんこ厳しい方だったけど自分を可愛がってくれた。
その恩師との出会いのおかげで勉強の楽しさや、家族との関わり方など、その後の人生を大きく変えてくれた。
とは言ってもまだまだ未熟で世間知らずのまま社会人となり苦労が始まった。
社畜になり精神を崩す
新卒入社でコンビニ本部社員になった。
新入社員研修は、一週間の合宿研修。
まず初日、毎日変化する課題に頭は混乱し、人見知りの自分は120名程いる同期と過ごすのが苦痛だった。
自分は、変化に対応するのが苦手だった・・・(それは今でも変わらない!笑)
学生時代にサークル活動など色々な経験をしていれば、少しは適応できたかもしれない。
もしくはストレスを受け流す術を身に着けていたのかもしれない。
店舗勤務を経てスーパーバイザーとなっても朝7時から夜中までの激務だった。
休日出勤もあったしノルマのための自爆買いも当たり前の世界というザ社畜。
色々な違和感や悩みの渦に飲み込まれ一度精神が崩れた。
相談できる仲間はいたが、誰にも相談したくもなく一人で「仕事が嫌だ」「逃げたい」「楽になりたい」とグルグルと同じことを考え混んでいた。
隠さずに言えば、その「ラクになりたい」という気分には隠さずに言えば「死にたい」も含まれていた。
その時はまるで脳みそが自分の頭から浮かんで離れてるような感覚で、その宙に浮いた脳を無数の悩みが囲んでメリーゴーラウンドのように周回し続けているようだった。
社会生活不適合者なのかと思ったり、自己肯定感はゼロの状態だった。
苦痛を誰かに言うことはできなかったが、誰かに苦痛を気付いてはほしかった。
モロ体育会系の組織だったのでリアルにパワハラもあったし、皆も生き抜くために必死だったから他人の事を心配している余裕もなかったと思う。
実際に、心が病んでしまい会社から離脱していった同期の仲間や先輩もいた。
自分の場合は、相当悩んで時間をかけたうえで「精神が限界」という事を会社に伝えてギブアップ宣言をした。
自分には色々と力不足だったので降格させて下さいと。
私がギブアップ宣言をした時、上司は「サトさんが、そんなに悩み思い詰めていたなんて全く気付かなかった」といった。
自分には驚きだった、精神的に参って感情が抜けた表情で、周りの誰から見ても「そろそろ辞めちゃうかもね」と思われているかと思っていたから。
死ぬほど悩んでいたのに言葉にしないと伝わらないのかと、本当に驚いた。
結果的には、このギブアップ宣言は人生において大成功だった。
職位ランクを一つ落としてもらえて気が楽になった。
そして、上司には腹を割って相談したり報告することが出来るようになった。
周りの目を気にして、真面目で割り切れない性格だからこそ、自分で抱え込んだりして辛い目にあった。
しかし、自分が経験した苦難のおかげで他の人の辛い気持ちが見えたり、和らげる立場になれるようになった。
この経験から、後輩の面倒をみたり誰かのフォローをすることが自分の役目と思いながら仕事が出来るようになった。
他人の仕事をフォローすることで感謝されて自分の存在意義・価値を作り出すことができ自信もついた。
また、上司と話が出来るようになり、上司の本音と建て前も見えてきたり、仕事にメリハリ(取捨選択)を付ける事も出来るようになった。
少し時間がたちその復活ぶりを見ていた上司から「もう元の仕事に戻らないか?」と言ってくれて、自分も戻ってチャレンジしますと伝えた。
元の仕事に戻るとノルマやプレッシャーは物凄かったが、どうやって工夫してクリアしようかと前向きに仕事ができる自分になっていた。
心が病みかけていた時は「全てを完璧にこなさなければ」という思考だった。
だが「捨てる仕事を自分で決める」ことが出来てからは逆に仕事のレベルや評価が上がった。
上司や仲間とコミュニケーションを取り、仕事に自分でメリハリを付けれるようになると、同じ厳しい仕事でも心にゆとりが持てるようになった。
突然の離婚でどん底に落ちる
仕事で苦難があったが私生活でも苦難があった。
初代嫁さんとは2年くらい付き合ったのちに結婚をした。
新婚生活は幸せいっぱいだったし、相手の両親やじいちゃんばあちゃんとも凄く仲良く関係は良かった。
しかし、たったの10カ月で離婚をすることになった。
まさか自分が離婚をする事になるとは思ってもみなかった・・・。
嫁さんとは結婚する前も後もずっと仲は良かった。
けれど、ある日突然「実は距離を置きたいというか・・・」と相談を受けた。
話を聞くと、どうやら結婚後に私の事が「男ではなく父親みたいな存在になり、体の関係がもてなくなってしまった」というのだ。
”夫と関係が持てない事”を嫁さんは自分の中でグルグルと悩んでしまい、自分に相談してきたときは手遅れで離婚をしたいという結論に達してしまっていた。
離婚の話が出たときは驚いたしショックだった。
結婚後にセックスレスになる話は会社の人や周りから聞いたりもしていたが、自分たちにそれが降りかかり別れなきゃいけなくなるなんて・・・。
でも意外と冷静にお互いの気持ちを考えることはできたし、自分には嫁さんの気持ちも理解できなくはなかった。
自分達はどうすれば問題が解決できるのか、嫁さんにとってどうしたら幸せになるのか・・・
色々と話し合いはしたが、自分ではもうどうにもできない状況だったので”離婚”することに同意した。
お互いにベストパートナーと言うほど仲が良かったし、離婚を決めた後も3カ月は一緒に暮らしていた。
二人で「こんなに仲がいいのに、どうして離婚なんてしなきゃいけないんだ」と一週間くらい毎晩泣きあったりした。
二人で苦しんだあの一週間は本当に辛かった。
それまでは、夫婦の仲が悪くなったり、お金の問題、不倫したりするから離婚につながると思っていた。
世の中には、自分たちと同じように仲がいいのに離婚しなければならず苦しむ人もいるんだと知った。
なので自分は必ずしも「結婚の失敗=離婚」ではないと思っている。
内容によるけれど、離婚する事やバツイチであることは失敗でも負けでもなく恥ずかしいものでもない。
自分の場合は離婚する結果になったけれど幸せな結婚生活だった。
だから、再び幸せな結婚生活をしたいと思ってすぐに婚活をスタートした。
数年かかって現在の嫁さんと出会い、子供も生まれ、2度目の幸せな結婚生活を送っている。
苦難から学び得たプラスと幸せ
仕事でもプライベートでも苦難を経験。
辛い時期はあったけれど、それを経験する事で自分自身を深く理解する助けになった。
自分の反省点を探したり自己分析する機会になったのがよかった。
自分にとっての弱み「変化対応が苦手」は裏を返せば「熟考し行動できる」という強みだったりする。
自分にとっての弱みは他人と比べて「上下」や「勝ち負け」で捉えず、自分の性格の「特性」として受け入れると強みに変換できる。
自己分析により自分の「弱み=強み(特性)」を理解すると、他人の目が気にならなくなってくる。
自分の非力さを仕事で痛感し辛くなって死にたくなった事も、たったの10カ月で離婚をした事も全て受け止めることが出来た。
経験した苦難のおかげで、全てを完璧にこなさなくても良い事、自分の気持ちを伝え周りの人とコミュニケーションを取ることが自分を楽にする事だと学んだ。
そして、他の人の辛さが見えるようになったし、他の人の辛さを共感したり軽減したりフォローできる事にもつながった。
自分の性格・特性が理解できるようになって、私生活も仕事も気持ちを楽にして背伸びせず自分自身で生きられるようになった。
そして、気持ちが楽になると精神的に余裕が生まれ、今まで見えなかったような小さな幸せにも気づけるようになっていた。
精神が崩れてしまい、自分が自分でなくなってしまうと、取り戻すことが難しい。
まず自分を精神的に壊さないためにも苦難から逃げる勇気が必要。
そして同時(後からでも構わない)に反省点や自分を見つめなおす事で自分のレベルアップにつなげることが出来る。
さて・・・
こうして何度か与えられた試練・苦難によって”プラス思考で毎日幸せを感じられる”今日のハッピーサトさんが生まれた。
経験上、明るく前向きな人と接したり、明るいニュースや情報に触れていると、自分も明るくプラスの気分になれた。
なので、ツイッターでは出来る限り大小問わず「楽しい」「感動」「前向き」な気持ちを発信するようにしている。
アンパンマン的な感じで、自分の明るさやプラスを少しでも誰かに分けられたらと思っています。
それではまた^^!
↓悩みから解放されるヒントをくれた 私の愛読書↓
どん底時代になる前に出会いかった!と思っている本です^^;
↓どん底から這い上がった後 挑戦や自己成長のきっかけになった本↓
中々一歩踏み出せない自分のフットワークを軽くしてくれた^^