こんばんはハッピーサトさんです。
今回のF1はトルコ(イスタンブール・パーク)GP。
2005年から2011年までは毎年開催だったがF1カレンダーからしばらく脱落。
9年ぶりのトルコGP開催。
当時、ここでは私が大好きなフェリペ・マッサ(当時フェラーリ)が3年連続のポール・トゥ・ウィンを達成し無敵状態だった^^!
久々の開催で誰が勝つのか興味津々で私もトルコGP観戦に臨んだ・・・
ツルツルぐらんぷり
今回は再舗装された路面が大不評^^;
フリー走行から晴れてるのにスピンするほどで「氷上のサーキット」「ドリフト教習所」といわれる始末(笑)
ただでさえ滑るのにFP3では雨が降り、予選も雨という最悪のコンディション。
しかもメルセデス勢もタイムが出ず後方に沈み、ますますレースの行方が分からない。
こういった雨だとマックス・フェルスタッペンが強いはず・・・
しかもフェルスタッペンはフリー走行から連続で首位を獲得していた。
いよいよ念願のポール・トゥ・ウィンか!?と期待していた。
しかし、蓋を開けてみればポールを勝ち取ったのはランス・ストロール!
”トルコマイスター”フェリペ・マッサの弟子(違うか・・・)。
昔は、ペイドライバーで億万長者の親がいるからF1に乗れるんだなんてボロクソに言われてたストロール。
今年は速さを見せてたし、更にあのツルツル路面に雨のなかポールを勝ち取るなんて、やはり腕があるじゃんと感心させられた。
そして、ポールを勝ち取った瞬間のあの無邪気な子供のような喜びかたを見て、こっちまで幸せな気持ちになった^^!
雨に強いレーサーと言えば、中嶋悟さん、アイルトン・セナ、ミハエル・シューマッハ、マックス・フェルスタッペン・・・そしてランス・ストロールとなるのか。
雨のレースや荒れたレースに強いレーサーはなんだか個人的に惹かれてしまう☆
いつもの展開??じゃなかった素敵な表彰台^^!
しかし、決勝は徐々に路面がドライ寄りになっていきインターミディエイトが傷み悩まされる。
しばらく首位走行でぶっちぎりの速さを見せたストロールはズルズル後退・・・
フェルスタッペンはペレスを果敢に攻めた際にスピンしタイヤを駄目にし後退・・・
気が付けば中団にいた”死んだふり”をしていたルイス・ハミルトン(メルセデス)がジリジリ這い上がる。
ここぞという所以外では無茶せず温存する・・・なんかアラン・プロストみたいな感じ^^;
そして、ついにはズルズルにむけてスリックのようになったインターミディエイトタイヤとともに勝利と年間王者を勝ち取った。
憎いくらい強すぎるルイス・ハミルトンだけど、やっぱりあの強さには関心するし、認めざるを得ない^^;
凄いっすハミさん・・・おめでとうございます!
そして、2位は来季シートの決まっていないセルジオ・ペレス(レーシングポイント・メルセデス)。
ペレスさんはフォースインディア時代にチーム存続に貢献したり、メキシコGPを復活させ盛り上げたレーサー。
そんな苦労人ペレスが2位を勝ち取って久々に表彰台に上がってくれたのがメチャンコ嬉しかった!
更には今季限りでフェラーリを離れるセバスチャン・ベッテル。
ベッテルも昨年は若手シャルル・ルクレールと比較されミスを叩かれたりと苦渋を味わった。
そんな苦労をした元チャンプのベッテルが久々の表彰台で、年間王者となったルイス・ハミルトンと肩を並べる。
本当に感動的な表彰式だった。
そうそう、レース終了後に車から降りてハミルトンに声をかけに行くベッテルの姿にも感動しましたね。
という事で、またハミルトンの優勝かよ!なんて思う事のない本当に素晴らしいレースだった。
ハミルトンが涙していましたもんね・・・感動
とは言っても、次戦こそフェルスタッペンの優勝、そして今回ツキと元気のなかったピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)にも輝いてほしい^^!
それではまた!
主な出来事
PP ランス・ストロール(レーシングポイント・メルセデス)
1位 ルイス・ハミルトン(メルセデス)
2位 セルジオ・ペレス(レーシングポイント・メルセデス)
3位 セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
・ランス・ストロール(レーシングポイント・メルセデス)が初のポールポジション
・ルイス・ハミルトン(メルセデス)優勝で7度目のタイトル獲得、史上最多王者のミハエル・シューマッハの記録に並ぶ
・セルジオ・ペレス(レーシングポイント・メルセデス)が2018年アゼルバイジャンGPから2年ぶりの表彰台
・セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が2019年メキシコGPから1年ぶりの表彰台