こんばんはハッピーサトさんです。
今日はホンダF1第4期スタートでタッグを組む事になったマクラーレン・ホンダの写真紹介です。
たった1勝に終わった第3期(2000~2008年)以来、7年ぶりのホンダF1復帰。
ホンダと名門マクラーレンとの再タッグという事で、1990年前後でのアイルトン・セナとのホンダF1黄金期をイメージし大いに期待したものです。
あの頃の記憶がいまだに残っていて「このタッグなら間違いなくまた優勝争い、チャンピオンの座に・・・」などと勝手に想像していた。
しかもドライバーはフェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンと二人ともチャンピオン経験者。
その期待は2015年の開幕前テストで脆くも崩れ去り、屈辱的な戦績に耐える日々。

F1復帰後のこの苦難の3年間も鈴鹿で日本GPを観戦していました。
厳しい現実を突きつけられていましたが、鈴鹿に到着すると「地元では良い走りが見れるかも」なんてやっぱり期待しちゃうんですよね・・・。
予選や決勝の走り初めは観客席は拍手したり声援を送って応援ムードで盛り上がってました。
だけど、マクラーレン・ホンダの2人の苦しい走りに客席もだんだん暗くなってくんですよね。
目の前で下位チームにもオーバーテイクされたりすると、周りから「あぁ・・・」とか「だめかぁ・・・」なんて漏れ聞こえ、ただただ通り過ぎるマシン達をボーっと見守った。
悔しさと一緒に陽が沈みかけた鈴鹿を後にした、切ない思い出が残ってます。
という事で、2015年から2017年のマクラーレン・ホンダの写真を見て行きましょう^^!
↓動画はコチラ↓
2015年 マクラーレンMP4-30・ホンダ
前期カラー

ドライバーはフェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンの元F1チャンピオンの豪華タッグ。写真は西武渋谷店のイベント「The F1展~華麗なるフォーミュラ・ワンの世界~」で撮影。

開幕前テストではトラブル連続でまともに走れなかったうえ、フェルナンド・アロンソが謎の残るクラッシュ(感電説?)により開幕戦を欠場する羽目に・・・。

開幕戦のオーストラリアGPから第4戦バーレーンGPまでは、このシルバーに赤い縁取りのカラーリングで戦った。

ホイールは静岡県浜松市に本社を置くエンケイ製。ブレーキは埼玉県羽生市に本社を置く曙ブレーキ工業製。

8速セミオートを操作するステアリング。

エンジンはホンダ製V6気筒RA615Hで、最高回転数15,000rpm。

リアサスペンションはプルロッド式(フロントはプッシュロッド式)。
後期カラー(ロングノーズ)

第5戦スペインGPからは黒を基調としたカラーリングに変更となった。

第8戦のオーストリアGPからはフロントノーズに突起が付いたショートノーズに変更。

シルバーだった前期より黒基調の後期カラーリングの方がスポンサーロゴが映えますね^^

マクラーレンのホンダエンジンは圧倒的な信頼性・パワー不足で、2015年コンストラクターズランキングは10位中9位(最下位はマルシャ・フェラーリ)だった。

今見るとマシン自体やこのリアウィングの幅は特に異様なほど幅が狭く感じます。
後期カラー(ショートノーズ)
フェルナンド・アロンソ車

決勝前パレードラップのアロンソ。

2015年鈴鹿でのF1日本グランプリ時のマシンで、1コーナーから撮影。ノーズは中盤から採用されたノーズ先端に突起があるショートノーズ仕様。

ホンダの本拠地(鈴鹿)でアロンソは無線で「GP2エンジン!(格下エンジンだ!)」と不満の雄叫びを上げ全世界に配信された。
ジェンソン・バトン車

決勝前のパレードラップのバトン。


2016年 マクラーレンMP4-31・ホンダ
2016年は日本GP鈴鹿シケインから撮影しました。
フェルナンド・アロンソ車

決勝前パレードラップのアロンソ。


ジェンソン・バトン車

決勝前のバトン。


スタンドに手を振ってくれたバトン。この年限りでF1引退となってしまいました。
2017年 マクラーレンMCL32・ホンダ
マクラーレンとホンダのパートナーシップ決裂が決まった2017年は、日本GP鈴鹿1コーナーから撮影しました。
フェルナンド・アロンソ車

決勝前パレードラップのアロンソ。




ストフェル・バンドーン車

決勝前のバンドーン。


ホンダは翌2018年からトロロッソへエンジン供給を行うことになった。
おまけ(2014年のテストマシン)

ホンダ復帰前年の2014年アブダビテストで走行したMP4-29にホンダエンジンを搭載したMP4-29H/1×1のマシン。

さいごに

マクラーレンとの苦しい年月を経てその苦労は報われ、F1参戦第4期ラストイヤーとなった2021年はレッドブルと共に王座を掴みかけている。
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンとメルセデスのルイス・ハミルトンとのポイント争いは過去にない接戦。
どんな結末になろうと最後の最後まで素晴らしいバトルを見届けたいですね^^
それではまた!