こんばんはハッピーサトさんです。
今回はF1第14戦イタリアGPで、舞台はお馴染みF1シーズンで最も平均速度の速いモンツァ・サーキット。
私がF1を見始めた1987年頃からレイアウトや雰囲気もほぼ変わらず、今でも高速バトルを楽しめる嬉しいサーキットのひとつ。

個人的には鈴鹿、モンツァ、スパ、モンテカルロ
このあたりはフリー走行前から興奮しちゃいますね^^;
ジル・ヴィルヌーヴ(カナダ)も好きだけど中継時間がキツい…涙
モンツァは1950年以降毎年イタリアGPが開催されてきた伝統サーキットで、地元フェラーリやアルファロメオの聖地。
そして地元フェラーリの熱狂的ファンである「ティフォシ」が押し寄せるのでフェラーリは絶対に勝たなければいけないコース^^;
一昔前はレース後にフェンスを破ってティフォシがコースになだれ込んでホームストレート上で表彰式を祝ったり・・・。
フェラーリがリタイアしたり散々だと怒って帰っちゃったり^^;
前回オランダGPではフェルスタッペンの熱狂的ファン「オレンジアーミー」の気合の入った応援が印象的でしたが、このモンツァでも「ティフォシ」が黙っていないハズ・・・^^;
レースの舞台モンツァの周辺を歩く
今回も、サーキットがどの辺にあるのかグーグルマップで調べてみました。

イタリア北部(ミラノから車で1時間弱)にモンツァ・サーキットがありました。
初めて知ったのですがサーキットはモンツァ公園の中にあるのですね@@!
それでは早速、モンツァの周辺をちょっと歩いてみましょう^^!
※Googleストリートビューなので画像内でお散歩できますよ♪
サーキット(モンツァ公園)南側にある美しいモンツァ王宮(1870年完成)に来てみました。
このGoogleストリートビューで噴水の後ろにある門をくぐり、正面の階段から王宮の建物の中まで進んで入ることが出来ます^^
建築については全くわからんですが・・・装飾やシャンデリア、通路の壁や天井、床までも美しかったです^^!
こちらもサーキットの南側にあるモンツァ大聖堂。
白と灰色(本来の色は黒らしい)の大理石で組まれた縞模様の外壁が特徴的ですね@@!
時計台のような隣の鐘楼も雰囲気ありますね^^
サーキットから車で15分の所にあるモンツァ駅。
意外と小さくて古さを感じさせるレトロな駅舎でした。
こんな時代になってからは旅する事も無くなっちゃいましたが、汽車に揺られてどこかへ行きたい・・・涙
↓モンツァ・サーキットについてはコチラ↓
ちょっと脱線しましたがイタリアGPの話に戻します^^;
昨年は何といっても奇跡のドラマがありました、地元チームのアルファ・タウリ(元をたどればミナルディ)のピエール・ガスリーの初優勝。
今年2回目となるスプリント予選が採用されていることもあり、想像できないドラマがこのモンツァで生まれるかもしれません。
今回もレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンの勝利とリード拡大、そして、角田選手の元気な高速バトルを期待して観戦しようと思います^^!
↓昨年のイタリアGP↓
セナ・プロ時代の再来?譲れない戦い・・・
今年はマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)とルイス・ハミルトン(メルセデス)が大接戦、僅差でのタイトル争いを見せてきていた。
しかし、ドライバー同士による戦い以外にもフレキシブルウィング疑惑や最速ピット作業へのクレームなど、場外バトルが繰り広げられたこともあり両チームともかつてない緊張状態でシーズンを駆け抜けている。
メルセデスは近年ライバル不在イージーモードで7年連続で王座に輝いたが窮地に立たされ焦りが出ているのは間違いない。
そして、再び両者は接触してしまった。
イギリスGPでは高速走行時の危険な接触がありフェルスタッペンが病院送りとなり物議を醸したが、今回は低速シケインでの接触。
低速と言っても蓋を開けてみればかなり危険な接触になっていた。
リアタイヤはハミルトンのヘルメットにヒットしていて、ヘイローがなければ選手生命や命に係わるアクシデントになっていた・・・。
この一連の接触事故は何となくアイルトン・セナとアラン・プロストの接触を思い出してしまう。
全回のイギリスGPでの高速右カーブでのフェルスタッペンとハミルトンの接触事故は、1990年の日本GP鈴鹿1コーナー(高速右カーブ)でのセナ・プロストの接触。
そして今回のイタリアGPの接触は、1989年の日本GP鈴鹿シケインでの接触のようだった。
ただ、フェルスタッペン・ハミルトンの接触はお互いに譲らなかった結果の接触であって、セナ・プロストの時の「計画的な接触」ではないと感じている。
緊張状態であったとしても現時点ではまだシーズンの残りラウンド数もあるので故意による接触の必要はないが、残り数戦という終盤戦では「故意による接触」がどちらかによぎるかもしれない・・・
もしそうなるとセナVSプロスト、シューマッハVSヒルのような、シーズンをまたぐ修復不可能な因縁の関係に突入するかもしれない・・・
危険なバトルが生まれる方向に行かなければよいなと願うばかりです。
スマイル配達人
ラストイヤーのホンダ勢を応援していたのでアルファタウリのガスリー&角田選手が早々にリタイアしてしまったこと、レッドブルのフェルスタッペンのアクシデントにはガックリ来てしまいました><
ただ、最後の最後はハッピーエンドでしたね。
ダニエル・リカルド(マクラーレン)3年ぶりの優勝シューイを披露し満面の笑みを振りまいた。
2位の同僚ランド・ノリスとザク・ブラウンCEO(最高経営責任者)を「シューイ被害者の会」に強制新規入会させ、サーキット全体、そして中継を観ている人々を笑顔にしてくれた。
※バルテリ・ボッタスは今回もシューイ逃避成功^^;
リカルドが優勝だけでなく最後の最後にファステストラップまで叩き出し驚きましたし、フィニッシュ直後のリカルドとノリスの「ヒャッホ~!!!!」みたいなハッピー全開の無線もとても良かったです^^!
3位のバルテリ・ボッタス(メルセデス)も前戦オランダGPでの「チームオーダー」、今回もPP獲得からのパワーユニット交換でピットレーンスタートと立て続けにモヤモヤと悔しい思いをしたけれど、ズバ抜けた速さを見せつけてくれてコチラの気持ちもスカッとしました。
来年はアルファロメオで更に生き生きとぶっ飛ばして欲しいですね^^
主な出来事
リザルト
ハッピーポイント
ザンネンポイント
まあ、それにしても僅差のチャンピオンシップ争いで譲れないクラッシュで緊張感が最大になったかと思えば、ラストシーンは見ている人々全員が笑顔になってしまうハッピーエンドの表彰台。
昨年同様モンツァで、これほど激しく濃いレース展開になるとは全く想像が出来ませんでした^^;
いつも笑顔のダニエル・リカルドでさえも、昨年初優勝をしたガスリーのように優勝をしんみりと噛みしめていたのが印象的で感動するシーンでした。
台本も打合せもないのに、なぜ毎戦毎戦このようなドラマチックで濃いグランプリになるのでしょうか^^;
見ている方もかなり体力と精神を消耗しますね・・・でも最高に幸せ^^!
誰が勝とうが、誰が負けようと、そこにあるのは最高のドラマ。
いや~F1って本当にいいものですね♪
それではまた^^!