こんばんはハッピーサトさんです。
今回はF1第7戦モナコGPで、お馴染み伝統のモンテカルロ市街地コース。
そう、世界三大レース「モナコGP、インディ500、ル・マン24時間レース」のひとつ^^
5月末はF1モナコGPとインディ500で大興奮☆
↓昨年のモナコGP↓
レースの舞台モンテカルロの街を歩く
今回も、サーキットがどの辺にあるのかグーグルマップで調べてみました。
今回の舞台となるモナコ(モンテカルロ)はフランス領土に囲まれたイタリア国境のすぐ近くに位置している。

カンヌ映画祭が開催されるカンヌはお隣の街。
また、すぐ近くにはフランスGPのポールリカール・サーキットがあり、更に西へ進みスペイン国境を超えると前戦スペインGPのカタロニア・サーキットがある。
今回のF1GPの舞台となるモナコは人口約3万人、世界で2番目に小さなミニ国家(世界最小はバチカン市国)。
基本的には所得税のかからないタックスヘイブンであるため、人口の約8割以上は他国からの移住者となっている。
そしてモナコ・モンテカルロといえば、高級クルーザーが並ぶハーバーやカジノなど富裕層のセレブな国というイメージ。
それでは早速、モンテカルロ市街地を歩いてみましょう。
↓グーグルストリートなので画像内で見渡したり自由に歩けます^^↓
先ずはモナコ駅で降りるとこんな景色♪
まるで小樽や函館みたいに坂が多くて見下ろすと綺麗な海が広がっています。
左の建物がモナコ大公が住む宮殿で、正面に歩いていくとモンテカルロのGPコースが一望できる。
夜景もとっても美しいらしいですよ♪
ちなみにモナコは治安が非常に良く安心して観光できますが、日没後は人通りが少ないとの事なので夜はやはり気を付けたいですね。
「ロウズ・ヘアピン」も普段は一般道、ここから右奥へ下っていくと「ポルティエ」
ちなみに「ポルティエ・コーナー」を左折してすぐの場所に日本庭園があります。
左手に見える塀に囲まれた部分が日本庭園で、園内には枯山水もあります☆
奥に「ポルティエ・コーナー」と「トンネル」が見える。
ちょっと脱線しましたがサーキットの話に戻します^^;
モナコGPは歴史的・伝統的なグランプリであり「他のレースの3勝に等しい価値がある」とされ、昔からF1を観ているファンにとっても有難いレース。
モンテカルロでは1950年からF1グランプリが開催され、半世紀以上たつがコースレイアウトは殆ど変わっていない。
地元ルクレールのドライブ(マシンはフェラーリ312B3 1974年マシン)で1周してみましょう^^
↓モンテカルロ市街地コースを歩いてみましょう^^↓
近年は大型化したマシンの影響で更にオーバーテイクが困難な事もあり、コースレイアウトの変更やモナコGPの存続が危ういという話も上がってきています。
ここは思い出のレース(84年の大雨でのセナのトールマン表彰台、92年の抜けないセナ対マンセル、06年のシューマッハの通せんぼ事件、等々)も沢山あるので、形を変えてでもモナコGPは存続して欲しいなという気持ちです^^;
また、今年は低速でダウンフォースが発生しにくいグラウンドエフェクトカーなので、シーズンで平均速度が一番低い(Q1トップで平均171kmh)モンテカルロ市街地でどのチームが優位になのかも気になる所ですね^^
さて、今回のモナコGPはシャルル・ルクレール(フェラーリ)の地元レース。
ルクレールは前回スペインGPでトップ快走中にターボトラブルからリタイアになってしまい、また昨年ここモナコGPではポールポジション獲得も決勝ゼロ周リタイアと苦い思いをしている。
ということで今回は地元で報われるようルクレールの勝利を願い応援^^
そして激しい中団争いのなか着実にポイントを積み上げている角田選手の更なる活躍も願いながら観戦したいと思います^^!
↓前回のスペインGP↓
ペレスの涙とフェラーリの大失態
シーズンで最も低速のモンテカルロでしたが結局はフェラーリとレッドブルの一騎打ち。
今回は予選から速かったフェラーリの1-2フィニッシュは間違いない、そして昨年悔しい思いをしたルクレールがついにポール・トゥ・ウィンで報われると思っていたのですが・・・
蓋を開けてみればフェラーリの戦略ミスで、カルロス・サインツはウェットを履き続けインターミディエイトに履き替えていたセルジオ・ペレス(レッドブル・RBPT)に抜かれ・・・
ルクレールはインターミディに交換したもののその3周後にはスリックに履き替えるため再びピットに向かったが、ダブルピットで待たされている間にフェルスタッペンに抜かれてしまった。
既にピットレーンを走っていたルクレールに対してピットからはステイアウト!と指示、ルクレールは放送禁止用語連発で「何を考えてんだ!?何をしてくれてんだ!」と怒鳴り大激怒。
これは誰でもブチ切れるレベルの失敗ですよね・・・
優勝はおろか表彰台まで逃したフェラーリの大失態、ルクレールはチームに「言葉に出来ないね。シーズンは長いけど、僕らにはそれが出来ない・・・」「あまりにもミスが多すぎた」と捨て台詞を吐いた。
ペレスがモナコという特別なグランプリで掴み取った勝利。表彰台でギュッと目を閉じて涙をこらえる姿に、こちらが涙してしまいました。
どうやら母親が重病を患ってしまい、モナコでは必ず母親のために優勝したいという強い気持ちでペレスはレースに臨んでいたそうです。
ペレスのこれまでの努力と精神が大きく報われた印象的なレースでした。
ルクレールにとっては悲惨なレースになりましたが、この先報われるレースが出てくると良いのですが・・・。
さすがメキシコ人のペレス。咄嗟に繰り出したトぺコンヒーロー(プロレス技)は飛行姿勢も着地も綺麗!ルチャリブレ^^☆
主な出来事
ハッピーポイント
ザンネンポイント
レースリザルト
レース中盤のミック・シューマッハ(ハース・フェラーリ)の大クラッシュには背筋が凍りました・・・。
真っ二つになったマシンが映り、一瞬ロマン・グロージャンの大炎上事故の光景が蘇った。
しばらくして無線からミックの声が聞こえたときは本当にホッと安心しました。
ミス・クラッシュが重なっているミックにチーム代表ギュンター・シュタイナーは「非常にいただけない。見極める必要がある」と警告したけど・・・まずは大事に至らなくてよかった。
この先、ミックも報われるようなレース、シーズンになって欲しいですね。
誰が勝とうが、誰が負けようと、そこにあるのは最高のドラマ。
いや~F1って本当にいいものですね♪
それではまた^^!