F1アメリカ・グランプリ 懐かしのデトロイト市街地コースを歩く

コース散歩
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こんにちはハッピーサトさんです。

かつてアメリカでは市街地コースを使ったF1グランプリ(デトロイト、フェニックス、ロングビーチ、ラスベガス、ダラス)が開催されていました。

今回は1982年から1988年までF1アメリカグランプリ開催の舞台となっていたデトロイト市街地コースを散歩してみたいと思います。

ミシガン州デトロイトど真ん中の市街地道路を直角コーナーで結んだレイアウトなっていましたが、モノレールや高架下、窓もない真っ暗なトンネルを通過するなど独特の雰囲気を持ったコースでした。

そのデトロイトはモーターシティーと呼ばれ、自動車初の量産製造を実現したフォード社「T型フォード」によって低価格化による自動車普及と高賃金化による大量雇用を生み出し自動車工業都市として発展しました。

1900年位は28万人だった人口は第二次世界大戦後の1950年に180万人へと膨れ上がりましたが、以降は人種社会問題から暴動や自動車企業や人口流出、更に治安も悪化しスラム街化。

2020年には60万人とピーク時の1/3程度まで人口が減少し続けていますが、地価下落と対企業の減税・優遇制度等おかげで自動車やロボット産業、スタートアップ企業などが流入し活気を取り戻しつつあるようです。

個人的にデトロイトと言えば・・・

 

大好きな映画「ロボコップ」の舞台になっていたり

 

キッド・ロック、アリス・クーパー、エミネムの出身地という印象^^

それでは懐かしいデトロイト市街地コースを思い浮かべながら現在の街を歩いてみましょう^^

デトロイト市街地コース – Wikipedia

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アメリカGPのデトロイト市街地コースを歩く

※Googleストリートビューなので画像内で自由にお散歩できます♪

スタート地点( デトロイト・リバーウォーク )

スタート地点は一般道が走っているわけではなく、デトロイト川沿いの公園と駐車場エリアになっている。

初開催の1982年にはアラン・プロスト(ルノー)、開催最終年の1988年にはアイルトン・セナ(マクラーレン・ホンダ)がポールポジションを獲得していた。

ターン1

ターン1の途中あたりはかなり広い駐車場を突っ切る形です。

「LAP OF THE GODS」というオンボード映像集DVDのなかでは、1988年ロータスT100・ホンダのネルソン・ピケの走行で当時の街並みが確認出来ますが、2周目ターン1出口でアクセル煽った瞬間にリアが流れ派手にクラッシュします^^;

同DVDでは1983年ルノーRE40に乗るエディ・チーバ―のカウンター当てながらの豪快なウェット走行も見れます。

懐かしい1970年代80年代のオールドコースのオンボード映像が詰まっているのでかなりおススメです♪

ターン2(アトウォーター・ストリート)

正面にゼネラルモーターズ本社が入る73階建ての超高層ビル(ルネサンスセンター)が見える交差点を右折する直角のターン2。

ターン3(Stアントニー・ストリート)

ターン2後の坂を上った直後にある交差点を右折する直角のターン3。

正面向こうに見える赤褐色レンガの建物は当時からある教会。

ターン4(イースト・ジェファーソン・アベニュー)

緩やかに左に回り込むターン4。

左側一段下にはフリーウェイが通っている。どんな道か見てみたら片側2車線のフリーウェイなんだけどあちこち亀裂だれけの悪路でした^^;

ターン5(クライスラー・ドライブ)

右手に教会のあるこのターン4の交差点も道なり左に回り込んでいく。

ターン6

交差点を左折する直角コーナーのターン6。左折してフリーウェイ頭上を通過していく。

1987年の決勝ではF1デビュー直後の中嶋悟(ロータス・ホンダ)がエイドリアン・カンポス(ミナルディ・モトーリモデルニ)にターン6手前で接触し両者リタイアとなってしまった。

ターン7(イースト・コングレスト・ストリート)

ターン6から緩やかな右左コーナーのある「束の間ストレート」を超えた交差点を左折するターン7。

モノレールの高架下をくぐってから曲がるのも当時と同じ景色のまま。

ターン8(ビュービアン・ブルーバード)

モノレールと並行する道から今度は右折するターン8。

トンネル(ラーンド・ストリート)

ターン7と8をつなぐ直線の中間にあるトンネルを通過していきます。

トンネルの正体は、スーパーマーケットやレストラン、モノレール駅(ミランダ―センター)の入った巨大施設を通り抜けるためのものでした。

ちなみにここの通りはF1の進行方向とは逆向きの一方通行になっています。

ターン9(ラーンド・ストリート)

バックストレート・エンドのターン9はこの交差点を左折する。

ターン10(ウッドワード・アベニュー)

ワシントン・ストリートの長いストレートエンドで交差点を右折するターン10。

左を向くとデトロイトスピリット像がある。

そして、正面遠くに見える細い塔のようなものは、デトロイト川沿いの公園ハート・プラザにあるモニュメントで、塔のすぐそばには彫刻家イサム・ノグチの「ホーレス・E・ドッジ・ファウンテン」という円形の独特な噴水作品も設置されている。

ターン11(ウェスト・ジェファーソン Srv Rd)

突き当りの交差点を左折するターン11。

ターン12・13

ターン11すぐ後に左折して下り坂のわき道に入っていくターン12と、下り坂突き当りを右に曲がるターン13。

この画像は2013年のものですが、2015年前後に施設と周辺道路の工事がありこの下り道は消滅してしまっている様子です。

ターン14・15

再びデトロイト川が見えてゆるやかな右のターン14から左ヘアピンのターン15。

名物暗闇トンネル

ここが名物の窓もない真っ暗なトンネル^^;

グーグルストリート画像だと薄っすら明るいように見えてしまいますが、当時のオンボード映像を見ると出口の光以外は真っ暗闇!という感じでした。

※あまりにもオンボードで真っ暗だったので照明がないのかと思ってたのですが、当時の映像見て確認してみるとトンネル内を照らすには至らない気持ち程度の小さな白色照明が等間隔に設置されている様子でした。

ターン16・17

暗闇トンネルを抜けたらフルブレーキングで突っ込む右左シケインのターン16・17。

ターン18(最終コーナー)

恐らくこのあたりがタイヤを積み上げて作られた急造シケインの最終コーナーになっていたかと思われます。

そのシケイン手前左側にピットロードの入口がありました。

さて、シケインでタイヤに引っ掛けず無事通過すればフィニッシュラインへとたどり着きます。

フィニッシュ

ということで今回は1周4.023km、F1マシンで1周1分40秒のデトロイト市街地のコースを歩いてみました。

デトロイト初開催の1983年レースウィナーはジョン・ワトソン(マクラーレン・フォード)、そして開催最終の1988年のウィナーはアイルトン・セナ(マクラーレン・ホンダ)でした。

セナは3年連続でデトロイトで勝利していました・・・1987年アクティブサス搭載のロータス・ホンダではタイヤ無交換作戦での優勝。

懐かしいですね。

それではまたどこかのコースでお会いしましょう^^!

あれから30年以上たっており、その間に都市開発も進み人口もかなり増えているようです。

それではまたどこかのコースでお会いしましょう^^!

↓1988年アメリカGP 予選・決勝結果↓

予選トップ6

PP アイルトン・セナ  マクラーレン・ホンダ
2位 ゲルハルト・ベルガー  フェラーリ
3位 ミケーレ・アルボレート  フェラーリ
4位 アラン・プロスト  マクラーレン・ホンダ
5位 ティエリー・ブーツェン  ベネトン・フォード
6位 ナイジェル・マンセル  ウィリアムズ・ジャッド

決勝  

1位  アイルトン・セナ  マクラーレン・ホンダ
2位  アラン・プロスト  マクラーレン・ホンダ
3位  ティエリー・ブーツェン  ベネトン・フォード
4位  アンドレア・デ・チェザリス  リアル・フォード
5位  ジョナサン・パーマー  ティレル・フォード
6位  ピエルルイジ・マルティニ  ミナルディ・フォード
7位  ヤニック・ダルマス  ローラ・フォード
8位  アレックス・カフィ  ダラーラ・フォード
9位  ジュリアン・ベイリー  ティレル・フォード
Ret  ルイス・ペレス・サラ  ミナルディ・フォード
Ret  フィリップ・アリオー  ローラ・フォード
Ret  ステファノ・モデナ  ユーロブルン・フォード
Ret  ミケーレ・アルボレート  フェラーリ
Ret  ルネ・アルヌー  リジェ・ジャッド
Ret  マウリシオ・グージェルミン  マーチ・ジャッド
Ret  リカルド・パトレーゼ  ウィリアムズ・ジャッド
Ret  ネルソン・ピケ  ロータス・ホンダ
Ret  オスカー・ララウリ  ユーロブルン・フォード
Ret  デレック・ワーウィック  アロウズ・メガトロン
Ret  ナイジェル・マンセル  ウィリアムズ・ジャッド
Ret  フィリップ・ストレイフ  AGS・フォード
Ret  アレッサンドロ・ナニーニ  ベネトン・フォード
Ret  エディ・チーバー  アロウズ・メガトロン
Ret  ニコラ・ラリーニ  オゼッラ
Ret  ゲルハルト・ベルガー  フェラーリ
Ret  ステファン・ヨハンソン  リジェ・ジャッド
DNS  イヴァン・カペリ  マーチ・ジャッド

↓そのほかのアメリカ市街地コース↓

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